新型コロナウイルスの感染者数が再び全国的に増加し、「第3波」の見方が強まっている。しかし、Go To トラベルの見直しについて否定的な考えを示す菅首相。 Go To トラベルが愚策か妙策か以前に、Go To トラベルによって浮き彫りになった日本人の醜い姿を明かしたい。都内の星付きホテルに勤務する女性がこう語る。
「Go To トラベルが始まってからお客さまの質が変わってしまいました。人間性を疑うような言動のオンパレードなんです。 セクハラ発言を繰り返して出禁になった方、外国人スタッフに向かって差別的な発言をする方、部屋に設置された自己申告制のアルコール類、ソフトドリンクの入ったミニバーを使用し、申告せずそのままチェックアウトする方。 ドライヤーやバスローブ、ハンガー等を片っ端から持ち帰る方など、枚挙にいとまがありません。窃盗被害を届けたり、何十万もの損害が出たりなど、Go To トラベル以前ではあり得ないようなことがこのたった1カ月の間に起こっています」
「今のGo To トラベルでお越しになる日本人のお客さまは『いかに多く食べるか』を重視する傾向があり、残飯も多く食べ終わった席も汚い。 部屋も掃除に入ると、1泊でなぜこんなに汚くできるのかとすら思う散らかしぶりです。わざわざマスクを外し、大声で唾をまき散らしながらスタッフに声を掛けてくる方もいます」(別の高級ホテル勤務女性)