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1: 孤高の旅人 ★ 2021/09/27(月) 07:36:03.22 ID:pUmbKXJQ9
「10万円」「14万円」「28万円」上がり続ける水回り修理の見積額…30万円超支払い
9/26(日) 19:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c150632b2044a5411d8b9879f30b0b55782e95ee

 トイレや台所など水回りの修理を頼んだ際、不当に高額な代金を請求されたとして、京都府と大阪府に住む男女12人が業者らを相手取り損害賠償を求めて8月、京都地裁に集団提訴した。トラブルに巻き込まれた原告らが取材に応じ、「追加工事が必要」として見積額が跳ね上がっていった実態などを証言した。(松崎遥)

「『かなり油を流したでしょう』と責める言葉をかけられた」。原告で、京都市内に住む会社員女性(40)はそう振り返る。

京都市の女性が業者から受け取った領収書。「特殊高圧洗浄作業」に「7万円」などと金額が示されている

 昨年10月、夕方に台所の排水管が詰まり、インターネットの検索サイトで上位に表示された広告の業者に電話をかけた。広告では「最短20分」「見積もり無料」とうたっていた。

 午後6時頃、水道業者という男が家に現れ、「相当まずい。高圧洗浄が必要になる」と説明。その後、機器を持った男ら2人が登場し、3人になった。作業前に「10万円」と言われた見積額は「14万円」「28万円」となり、最終的に30万円を超える金額となった。

 作業が終わったのは午後10時半頃で、油膜が詰まっていただけだった。高額すぎると感じたが、「火災保険が適用される」と言われ、支払った。ところが、保険は適用されず、業者とも連絡がとれなくなった。

 女性は「幼い子供を寝かしつける時間となり、『早く帰ってほしい』という気持ちで焦ってしまった。過剰な工事と考えており、同じ被害がないように悪徳業者を撲滅したい」と訴える。

     ◇

 京都府京田辺市に住む40歳代の会社員女性は今年3月、部屋のトイレの水が流れなくなり、インターネットで見つけた業者に依頼した。見積もりに来た男から「確実に直したいなら便器を取り外すことを勧める」と言われた。修理後、高額と感じたが、計15万円を支払った。

 「便器が外されて部屋に悪臭が漂っていた。『このまま帰られたら困る』と思い、業者に金額や作業内容についての疑問点を指摘できなかった」と悔やむ。

 弁護団事務局長の増田朋記弁護士は「修理に不必要な工事や、実際に行っていない工事の代金を請求した場合は『詐欺罪』にあたる可能性がある」と指摘する。

 業者側は、24日時点で読売新聞の取材依頼に応じていない。

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 こうした水回りの修理を巡るトラブルは昨年、京都府内で急増した。

 府消費生活安全センターによると、府内での相談件数は2019年度の45件に対し、20年度は104件に上った。センターは、消費者に注意喚起を行っており、今年度は4~6月で10件となっている。

 センターによると、ポストに投函(とうかん)されるマグネット型の広告やチラシも、こうした業者と連絡をとるきっかけになるという。10万~20万円など、消費者が高額と感じてもその場で支払える金額を要求されるケースが目立つという。

 担当者は「信頼できる業者かを見極める必要がある。業者の到着後でも作業内容や見積もりに不審点を感じたら、遠慮なく断る勇気が必要。支払ってしまった場合もクーリングオフできる可能性がある」と話す。

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